KIKKA GIN 橘花 KIKKA GIN

KIKKA GINのボトル画像

橘花 KIKKA GINは、大和蒸溜所の代表製品にして日本酒蔵元の蒸溜哲学を凝縮した一本だ。ボタニカルはジュニパーベリー・大和橘・大和当帰の3種のみに絞り込まれており、多種多様なボタニカルを競うクラフトジンの潮流に対して、「奈良の植物2種で完結する」という明快な美学を打ち出している。ライスベーススピリッツを用いることで、大麦や小麦ベースのジンとは異なるまろやかな甘みの土台を形成し、そこに大和橘の白花様シトラスと大和当帰の清涼な草本香が乗る。アルコール度数は59%と高く、ロックや少量加水でも香りが開く設計となっている。大和橘は日本書紀にもその名が記される約2000年前から奈良に自生する固有種の柑橘で、現在は絶滅危惧種に指定されており、油長酒造が自ら栽培・保護活動を行いながら原料として使用している。大和当帰はセリ科の薬草で、吉野地方で古くから生薬として栽培されてきた。ジュニパーのウッディな輪郭が前景を形成し、後景に橘と当帰の複合フローラルが広がる余韻は長く、ジン単体での品飲にも十分な複雑さを備えている。

蒸溜所Yamato Distillery (大和蒸溜所(油長酒造))
スタイルContemporary Japanese
アルコール度数59%
備考700ml。ライスベーススピリッツ使用。
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