ピンクジンとは|ビターズのカクテルとピンク色の製品

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最終更新 2026-10-19

目次
  1. 早見表
  2. アンゴスチュラ社の公式レシピ
  3. 英国海軍とビターズの由来
  4. 色をつけたピンク色の製品
  5. 買うときに見るところ
  6. 出典

ピンクジンという名前は、2つのものを指します。ひとつは、ジンにアンゴスチュラ・ビターズを数滴加えたカクテルで、ビターズでジンが淡いピンク色になることが名前の由来とされています。もうひとつは、イチゴやラズベリーなどの香りと色をつけた現代のピンク色の製品です。こちらには、アルコール分がジンの基準に届かず、ラベルの名称が「ジン」でないものもあります。

早見表

項目カクテルのピンクジンピンク色の製品
材料ジンとアンゴスチュラ・アロマティック・ビターズジンや蒸溜酒に、果実などの香りと色を加えたもの
色のもとビターズ製品ごとに違う
ラベルの名称なし(カクテルの名前)「Gin」「Distilled Gin」「Spirit Drink」など製品ごとに違う
主な出典アンゴスチュラの公式レシピメーカーの公式ページ、規則(EU)2019/787

アンゴスチュラ社の公式レシピ

アンゴスチュラ・ビターズの公式サイトのレシピは、ジン2オンス(約60ml)にアンゴスチュラ・アロマティック・ビターズを2ダッシュです。ミキシンググラスで氷と一緒にステアして冷やし、小ぶりのオールドファッションドグラスにこして注ぎます。同じページには、伝統的には冷やさず、水で薄めずに出したとも書かれています。

昔の作り方について、業界誌ディフォーズ・ガイドは、グラスにビターズを数滴振って内側に回し、そこへ室温のジンを注ぐもので、氷は手に入らなかったため使わなかったと説明しています。名前の由来も、ビターズがジンをピンク色に染めることだとしています。

英国海軍とビターズの由来

アンゴスチュラ社によると、ビターズを作ったのはドイツ出身の医師ヨハン・ゴットリープ・ベンヤミン・シーゲルトです。1820年にベネズエラの町アンゴスチュラへ移ってシモン・ボリバルの軍の軍医総監を務め、1824年に処方を完成させました。胃の不調を和らげる薬用のチンキとして兵士に用いたものです。事業は1875年までにトリニダードへ移り、ポートオブスペインで製造が始まりました。

ピンクジンについて、同社のレシピのページは、英国海軍の男たちが必要から生み出したカクテルで、ジンとアロマティック・ビターズの組み合わせは1820年代半ばにさかのぼると書いています。ディフォーズ・ガイドも、ピンクジンが英国海軍の士官のあいだで広まったと説明しています。町アンゴスチュラは、1846年にシウダー・ボリバルと改名されました(同ガイド)。

色をつけたピンク色の製品

規則(EU)2019/787の付属書Iは、ジン(区分20)と蒸溜ジン(区分21)の条文に色の定めを置いていません。一方、ロンドン・ジン(区分22)の要件には「着色していないこと」が含まれるため、色をつけた製品はロンドン・ジンを名乗れません。3つの区分の最低アルコール分は、いずれも37.5%です。

ディアジオのゴードンには、ジュニパーにラズベリーとイチゴの甘さ、レッドカラントの酸味を重ねた「Gordon's Premium Pink」があります。ディアジオのサイトthebar.comでの名称は「Spirit Drink」で、アルコール分は35%です。規則の第10条3項は、付属書Iのどの区分の要件も満たさない蒸溜酒の法定名称を「spirit drink」としています。同じページの飲み方は、氷を入れたコパグラスに50mlを注ぎ、トニックウォーター150mlで満たしてイチゴを飾るものです。

買うときに見るところ

  • カクテルを作るなら:公式レシピの材料はジンとアンゴスチュラ・アロマティック・ビターズの2つで、ビターズは2ダッシュです。
  • ピンク色の製品:ラベルの名称で区分が分かります。EUの規則では、「Gin」「Distilled Gin」なら37.5%以上、「London Dry Gin」なら着色していません。「Spirit Drink」と書かれた製品は、ジンの区分の製品ではありません。
  • 日本で売られる瓶:ラベルの品目の欄に、酒税法上の品目(スピリッツ、リキュールなど)が書かれます。
  • 当サイトでは、果実や花などの香りを加えた製品をフレーバードのスタイルに分けています。割り方はジントニックとは、グラスはジンのグラスの種類にまとめています。

出典

確認日はいずれも2026年10月19日です。

読んだあとの一本

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よくある質問

ピンクジンとは何ですか。
ジンにアンゴスチュラ・ビターズを数滴加えたカクテルと、果実などの香りと色をつけたピンク色の製品の2つを指します。カクテルは、ビターズでジンがピンク色になることが名前の由来とされています。
ピンクジンの作り方は?
アンゴスチュラの公式レシピでは、ジン2オンス(約60ml)とアンゴスチュラ・アロマティック・ビターズ2ダッシュを氷とステアして冷やし、小ぶりのオールドファッションドグラスにこして注ぎます。伝統的には冷やさず、水で薄めずに出したと同じページに書かれています。
ピンク色の製品もジンなのですか。
製品によります。EUの規則では、ジンを名乗るにはアルコール分37.5%以上が必要で、着色した製品はロンドン・ジンを名乗れません。たとえばGordon's Premium Pinkは、ディアジオのサイトでアルコール分35%の「Spirit Drink」とされています。ラベルの名称で確かめます。

ほかのガイド

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