ジン銘柄の読み方|タンカレー、ヘンドリックス、モンキー47

本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。

最終更新 2026-09-30

目次
  1. 早見表
  2. 輸入元の表記と、ほかの書き方
  3. 名前の由来を公式が説明している銘柄
  4. 漢字の名前とローマ字
  5. 買うときに見るところ
  6. 出典

タンカレー(Tanqueray)、ヘンドリックス(Hendrick's)、モンキー 47(Monkey 47)は、日本の輸入元がこのカタカナで書いている読み方です。輸入元の表記はそれぞれ決まっていますが、ヘンドリクス、カオルン、ブルイックラディのような別の書き方も使われています。

早見表

カタカナは日本の輸入元か製造元の表記で、どの会社がいつ使った表記かを「表記の出所」の列に書いています。シタデルだけは輸入元の表記を確かめられず、別の会社の発表にある表記です。

英語表記カタカナ表記の出所ほかに見かける表記
Tanqueray London Dry Ginタンカレー ロンドン ドライジンディアジオ ジャパン(2022年の発表)—
Tanqueray No. TENタンカレー ナンバーテンディアジオ ジャパン(2022年の発表)—
Hendrick'sヘンドリックスブラウンフォーマンジャパン(2025年の発表)ヘンドリクス
Monkey 47モンキー 47ペルノ・リカール・ジャパン(2019年の発表)—
Sipsmithシップスミスサントリー(2021年の発表)—
The Botanistザ・ボタニストレミー コアントロー ジャパン(2020年の発表)ボタニスト
Bruichladdich(ザ・ボタニストの蒸溜所)ブルックラディレミー コアントロー ジャパン(2020年の発表)ブルイックラディ
Caorunnカルーンウィスク・イー(商品ページ)カオルン
Silent Poolサイレントプールウィスク・イー(商品ページ)サイレント・プール
Citadelleシタデルユニオンリカーズ(2026年のラム輸入開始の発表)—
Nikka Coffey Ginニッカ カフェジンニッカウヰスキー(製造元)コフィー ジン
KI NO BI季の美(きのび)ペルノ・リカール・ジャパン(2026年の発表)—
ROKUROKU〈六〉(ろく)サントリー(製造元)—
SUI翠(すい)サントリー(製造元)—

輸入元の表記と、ほかの書き方

ザ・ボタニストを造るBruichladdichについて、蒸溜所のFAQは「brook-laddie」と発音できると説明しています。レミー コアントロー ジャパンの2020年の発表の表記もブルックラディです。日本語版ウィキペディアは、ブルイックラディを別の表記として挙げています。

Caorunnは、ブランドの公式サイトが発音を「ka-roon」としていて、ウィスク・イーの商品ページの名前もカルーン ジンです。このページは2026年9月の時点で「Coming soon」の表示です。カオルンと書かれることもあります。

ニッカ カフェジンの英語表記はNikka Coffey Ginです。「カフェ」はニッカが使う連続式蒸溜機「カフェスチル」の名前で、アサヒビールは2017年の発表で、開発者イーニアス・カフェの名にちなむ呼び名と説明しています。人の名前から来ていて、コーヒーのことではありません。ニッカはカフェスチルを1830年頃に開発された旧式の蒸溜機と説明しています。綴りどおりに「コフィー」と書かれることもあります。

ヘンドリックスは、ブラウンフォーマンジャパンが2025年1月6日の発表で使っている表記です。同社はこの発表で、2025年1月1日からウィリアム・グラント&サンズの日本総代理店として、グレンフィディックなどとあわせてヘンドリックスを販売するとしています。

ペルノ・リカール・ジャパンの2019年11月29日の発表は、見出しを英字のMONKEY 47で書き、本文の商品名を「モンキー 47 バレルカット」と数字のままカタカナで書いています。シタデルは、ユニオンリカーズが2026年1月8日にプラントレイラムの輸入開始を発表した中で、マスターブレンダーのアレクサンダー・ガブリエルを紹介するときに「シタデル・ジン」と書いた表記です。この発表には、ユニオンリカーズがシタデルを扱っているとは書かれていません。

名前の由来を公式が説明している銘柄

  • タンカレー:ディアジオは、1830年にチャールズ・タンカレーがロンドンのブルームズベリーに蒸溜所を開いたのが始まりだと説明しています。銘柄名は創業者の姓です。
  • モンキー 47:公式サイトは、英国空軍の中佐モンゴメリー・コリンズが戦後のベルリンで動物園の猿マックスを支援し、のちに黒い森で開いた宿を「Zum wilden Affen」(野生の猿)と名づけた、という話を伝説として紹介しています。宿の改装中に「Max the Monkey – Schwarzwald Dry Gin」と書かれた瓶が見つかったという筋書きです。数字については、ペルノ・リカールが47種の植物原料を使う度数47%のジンと説明しており、発売は2010年、ペルノ・リカールの傘下に入ったのは2016年です。
  • シップスミス:公式サイトは、ひと口(sip)ごとに味わえる鍛冶の技(smithery)から名づけたと説明しています。1823年の物品税法のもとでは1,800L未満の蒸溜器に免許が出ず、最初の蒸溜器は300Lだったとも書いています。
  • ROKU〈六〉:サントリーは2017年の発売時の資料で、桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子の6種を「商品名の由来にもなっている」ボタニカルと書き、六角形の瓶に6つのボタニカルのデザインを施したと説明しています。ラベルには和紙に墨文字で「六」を描いたとしています。
  • カルーン:公式サイトは、名前はゲール語でナナカマドの実(rowan berry)を指す言葉から来ていると説明しています。ナナカマドの実は、蒸溜所から歩いて10分以内で採れるケルトの5種のボタニカルのひとつです。
  • サイレントプール:ウィスク・イーは、蒸溜所が2014年にロンドン南西のサリー州アルバリーエステートにあるサイレントプール湖の畔で創業したと説明しています。

漢字の名前とローマ字

季の美、翠、ROKU〈六〉は、各社のローマ字表記で読みを確かめられます。

  • 季の美:ペルノ・リカール・ジャパンの2026年の発表はローマ字でKI NO BI(KINOBIとも)と書いており、読みは「きのび」です。季の美 京都ドライジンは45度・700mlで、京都蒸溜所は2014年に設立され、2016年にこのジンを発売しました。
  • 翠:サントリーの商品名は「サントリージン翠(SUI)」で、読みは「すい」です。700mlの瓶は40度で、2020年に発売され、2024年12月にリニューアルしました。
  • ROKU〈六〉:ローマ字のROKUを先に書く表記で、読みは「ろく」です。サントリーの2021年の発表では「ROKU」(六)と書いています。発売時の資料では47%・700mlです。

国産ジン5銘柄の度数とボタニカルはROKUと翠の違い、タンカレーを含む定番4銘柄はビーフィーターとタンカレーの違いで比べています。ザ・ボタニストやカルーンを造る蒸溜所の設備はウイスキー蒸溜所が造るジンにまとめました。

買うときに見るところ

  • 輸入品の瓶には、日本語で輸入者の名称と営業所の所在地が表示されます(国税庁「酒類の表示に関する説明事項」)。総代理店が替わると輸入者欄の会社名も替わり、ヘンドリックスは2025年1月1日からブラウンフォーマンジャパンが日本総代理店です。
  • 日本の表示では、名称の欄に酒類の品目を書きます(国税庁、同上)。本坊酒造の和美人の製品情報は、品目を「スピリッツ」、タイプを「ジン」としています。
  • タンカレー ナンバーテンは、タンカレー ロンドン ドライジンとは別の製品です。
  • モンキー 47 バレルカットは、ペルノ・リカール・ジャパンが2019年12月2日に数量限定で発売した500ml・47度の製品で、マルベリーの樽で180日熟成させています。通常のモンキー 47とは別の製品です。
  • ニッカには、カフェジン(47%・700ml)と同じカフェスチルを使うカフェウオッカ(40%・700ml)があります。
  • 翠には瓶のジンのほかに「翠ジンソーダ缶」があり、2024年12月の発表では350mlと500mlの缶でアルコール分7%です。

出典

  • ディアジオ ジャパン「タンカレー オアシス」(2022年4月21日、PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000090746.html
  • Diageo「Tanqueray」: https://www.diageo.com/en/our-brands/gin/tanqueray
  • ブラウンフォーマンジャパン「ウィリアム・グラント&サンズの日本総代理店として独占販売開始」(2025年1月6日、PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000137946.html
  • ペルノ・リカール・ジャパン「MONKEY 47 BARREL CUT」(2019年11月29日、PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000004201.html
  • Monkey 47「The Founding Legend」: https://monkey47.com/montys-heritage
  • Pernod Ricard「Monkey 47」: https://www.pernod-ricard.com/en/brands/our-brands/monkey-47
  • サントリーホールディングス「サントリー ザ・カクテルアワード 2021」(2021年11月9日、PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000532.000042435.html
  • Sipsmith「Our Story」: https://sipsmith.com/our-story/
  • レミー コアントロー ジャパン「ブルックラディ蒸留所、ウイスキー・ジンの蒸留所としてヨーロッパ初のB Corp認証を取得」(2020年5月26日、PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000162.000016452.html
  • Bruichladdich「FAQs」: https://www.bruichladdich.com/pages/faqs
  • ウィキペディア日本語版「ブルックラディ蒸留所」(別表記の補強): https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルックラディ蒸留所
  • ウィスク・イー「カルーン ジン」: https://whisk-e.co.jp/product_types/caorunn-gin/
  • Caorunn「About Us」: https://www.caorunngin.com/about-us
  • Caorunn「Gin Botanicals」: https://www.caorunngin.com/about-us/gin-botanicals
  • ウィスク・イー「サイレントプール」: https://whisk-e.co.jp/product_types/silentpool/
  • ユニオンリカーズ「プラントレイラム」輸入開始の発表(2026年1月8日、PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000099043.html
  • ニッカウヰスキー「ニッカ カフェジン・ニッカ カフェウオッカ」: https://www.nikka.com/products/spirits/coffey/
  • アサヒビール「ニッカ カフェジン」「ニッカ カフェウオッカ」発売のリリース(2017年5月11日): https://www.asahibeer.co.jp/news/2017/0511.html
  • ペルノ・リカール・ジャパン「季の美ルーム」に関する発表(2026年6月30日、PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000389.000004201.html
  • サントリースピリッツ「ジャパニーズクラフトジン『ROKU』を発売」(2017年5月9日、日本経済新聞掲載のリリース): https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP444467_Z00C17A5000000/
  • サントリーホールディングス「サントリージン『翠(SUI)』ブランド リニューアル新発売」(2024年12月3日、PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001194.000042435.html
  • 国税庁「酒類の表示に関する説明事項(各品目共通)」: https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/11/pdf/012.pdf
  • 本坊酒造「Japanese GIN 和美人」: https://www.hombo.co.jp/product/wabijin/

この記事に出てくる銘柄

読んだあとの一本

どれも国内で手に入る定番です。

家で試すなら

  • 割り材フィーバーツリー トニックジン1にトニック3。4分の3はトニックなので、味の大半はここで決まる。Amazonで探す ↗ 広告
  • グラスバルーングラス胴が丸く膨らんでいるぶん、ジンの香りがグラスの中にたまります。Amazonで探す ↗ 広告
  • 氷大きめの製氷皿冷凍庫の小さい氷とは、持ちがまるで違います。Amazonで探す ↗ 広告

※ Amazonの検索結果へのアフィリエイトリンクです。価格と在庫はリンク先でご確認ください。

よくある質問

タンカレーの読み方と名前の由来は?
英語表記はTanquerayで、ディアジオ ジャパンは2022年の発表で「タンカレー」と表記しています。ディアジオは、1830年にチャールズ・タンカレーがロンドンのブルームズベリーに蒸溜所を開いたのが始まりだと説明しており、銘柄名は創業者の姓です。
モンキー47の「47」は何の数字ですか?
ペルノ・リカールは、Monkey 47を47種の植物原料を使う度数47%のジンと説明しています。ペルノ・リカール・ジャパンは2019年の発表で「モンキー 47」と数字のまま表記しています。「モンキー」については、公式サイトが猿のマックスにちなんで名づけた宿の話を伝説として紹介しています。
ヘンドリックスとヘンドリクスはどちらが正しい表記ですか?
英語表記はHendrick'sで、2025年1月1日から日本総代理店を務めるブラウンフォーマンジャパンは「ヘンドリックス」と表記しています。ヘンドリクスは、輸入元の表記とは違う別の書き方です。

ほかのガイド

ガイドをすべて見る →